5月 16, 2023

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MOU調印に出席したオンセミとペンシルベニア州立大学のリーダーシップチーム

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2023年5月18日(米国2023年5月16日発表)- 米ペンシルベニア州立大学とインテリジェントなパワーおよびセンシング技術のリーディング・サプライヤであるオンセミonsemi、本社 米国アリゾナ州スコッツデール、Nasdaq: ON)は、ペンシルベニア州立大学の材料研究所(MRI)へのオンセミのシリコンカーバイド結晶センター(SiC3)の設立をはじめとする、800万ドルの戦略的連携に向けた覚書(MOU)に署名したと発表しました。オンセミは今後10年間にわたり、SiC3に対して年間80万ドルを出資します。

シリコンカーバイド(SiC)は、電気自動車(EV)、EV充電、エネルギーインフラの効率向上を可能にし、世界経済の脱炭素化に貢献します。SiCの学術研究は、1990年代後半から2000年代前半にかけて大きく前進したものの、その後、米国では縮小していました。今回の合意は、米国におけるSiC結晶研究を再び活発にするものです。

ペンシルベニア州立大学とオンセミは、SiC3でのSiC研究に加え、半導体産業における技術職の需要増加に対する関心を高めるつもりです。これは米国の半導体製造業のシェア拡大を目指す両者の取り組みの一環です。また、インターンシップや協力プログラムなどの人材開発イニシアチブでも連携し、ペンシルベニア州立大学のカリキュラムに、SiCやワイドバンドギャップ結晶研究を取り入れる予定です。ペンシルベニア州立大学との関係は、恵まれない地域の園児・生徒の支援から、現在および将来の労働力の育成を支援する大学との連携に至るまで、科学、技術、工学、芸術、数学(STEAM)教育の推進に対するオンセミのコミットメントの一部です。

ペンシルベニア州立大学の研究担当上級副学長(シニア・バイスプレジデント)であるLora Weiss氏は、同大学とオンセミの連携は、完全に理にかなっており、両者が持つ強みを生かすことができると述べています。「オンセミは実績のある革新的な企業であり、インテリジェントなパワーおよびセンシング技術の包括的なポートフォリオを提供し、複数の市場にまたがる持続可能なソリューションの実現と推進を行っています。一方、ペンシルベニア州立大学は全米科学財団の研究費ランキングによると、材料科学で1位、材料工学で2位にランクされています。私たちは、半導体やその他の技術に使用される薄膜、シリコンカーバイド、その他の材料の研究をサポートする世界クラスのナノファブや特性評価施設を所有しています。このようなオンセミとペンシルベニア州立大学の補完的な機能は、研究開発、経済成長、ワークフォース育成に大きなインパクトを与えるでしょう」

ペンシルベニア州立大学は、オンセミがシリコン結晶成長で最先端技術を発展させる上で最適な学術パートナーです。

オンセミでパワーソリューションズ・グループの最高技術責任者(CTO)を務めるパベル・フロンドリッチ(Pavel Freundlich)は、次のように述べています。「ペンシルベニア州立大学は、SiC結晶成長研究プログラムを迅速に確立する上で、ユニークな立場にあります。同大学は、現在の材料研究、ナノファブ施設でのウェハ加工能力、および包括的かつ世界クラスの計測機器に基づく幅広い能力を提供しています」

ペンシルベニア州立大学とオンセミの関係はデューデリジェンスの期間を経て進展し、この連携によって両者がSiC研究をリードする立場に立つことが明確になりました。

ペンシルベニア州立大学の首席副学長(エグゼクティブ・バイスプレジデント)兼プロボストであるJustin Schwartz氏は、次のように述べています。「今後10年間で、この連携によりペンシルベニア州立大学は、半導体結晶科学と人材育成の分野で、全米屈指のリソースになり得るでしょう。このことは、企業・産業担当シニア・ディレクタのPriya Baboo氏の尽力、材料科学・工学教授Joshua Robinson氏の技術的専門知識、そしてオンセミの各担当者による関係構築のための努力なくしては実現できませんでした」

オンセミで大学関係担当バイスプレジデントを務めるスコット・アレン(Scott Allen)は、次のように述べています。「SiCとワイドバンドギャップ技術の専門コースを提供するペンシルベニア州立大学のカリキュラムの拡張は、オンセミの戦略的ワークフォース開発目標を満たす上で重要な役割を果たし、また最近成立したCHIPS法(CHIPS and Science Act)で示された米国の半導体労働力目標の達成にも貢献するでしょう」


ペンシルベニア州立大学について ペンシルベニア州立大学は、複数のキャンパスを有するランドグラントの公立研究大学で、世界中から集まった学生を教育し、教育、研究、サービスの統合プログラムを通じて、個人および地域社会を支えています。カーネギー高等教育振興財団によりアメリカで最も優れた研究大学の分類であるR1大学に認定され、2021-22会計年度の研究費は過去最高の10億3400万ドルに達しました。本学の探求的、協調的かつ学際的な研究は、自然科学、応用科学、社会科学、行動科学、工学、技術、芸術、人文科学、および多数の専門職における知識の拡大とその応用を通じて、人類と経済の発展、国際理解、および専門的実務の進歩を促進します。本学が提供する教育レベルには、学部、大学院、専門職、継続教育、エクステンション教育が含まれ、対面指導と遠隔教育の両方を通じて提供されています。また、教育プログラムは、教授陣、学生、およびスタッフの才能、知識、多様性、創造性、教育・研究の洞察力によって豊かなものになっています。ペンシルベニア州のランドグラント大学として、コモンウェルスの市民やその他の人々を支援するために、比類のない教育および公共サービスへのアクセスを提供しています。また、社会にとって価値のある知識を生み出し、統合、応用して普及させるために、世界中の民間企業、教育機関、政府機関のパートナーと協力しながら活動しています。


当日の出席者(写真の左から右の順) Geanie Umberger, Associate Vice President for Research; Director, Office of Industrial Partnerships, Penn State Sudhir Gopalswamy, Senior Vice President and General Manager, Advanced Solutions Group, onsemi Daniel Lopez, Liang Professor of Electrical Engineering and Computer Science; Director of the Nanofabrication Lab, Penn State Catherine Côté, Vice President and Chief of Staff to the CEO, onsemi Tracy Langkilde, Dean of the Eberly College of Science, Penn State (前列) Justin Schwartz, Executive Vice President and Provost, Penn State (後列) Scott Allen, VP of University Relations, onsemi (後列) Zoubeida Ounaies, Acting Director, Materials Research Institute, Penn State (前列) Joshua Robinson, Professor, Materials Science and Engineering, Penn State Hrishikesh Das, Sr. Director, Materials Group Leader, onsemi (前列) Anthony Atchley, Acting Dean of Engineering, Penn State (後列) Priya Baboo, Senior Director of Corporate and Industry Engagement, Penn State (前列) Phil Savage, Interim Associate Vice President for Research, Penn State (後列) Tom Maatta, Interim Senior Director of Development and Alumni Relations, Penn State