11月 19, 2024

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Hyperluxの高度な画像処理能力が最も正確な視覚データを取得し、誤りのない運転環境の解釈で自動車の安全性をさらに向上

ハイライト

  • オンセミは、SUBARUの次世代アイサイトとしてステレオカメラのフロントセンシングシステム用イメージセンサの主要サプライヤに選定
  • Hyperluxイメージセンサの全画素設計とハイダイナミックレンジにより、画像の鮮明度と精度を大幅に向上
  • 機能安全機構を備えたHyperluxイメージセンサは、システムの安全性と信頼性のレベルを向上
  • この選択は、複数世代のSUBARUのステレオカメラフロントセンシングシステムに合わせて、センサを調整することで車両の安全性を向上させるという、両社間の長年にわたる協力に基づく

2024年11月19日 - オンセミ(onsemi、本社: 米国アリゾナ州スコッツデール、Nasdaq:ON)は本日、株式会社SUBARU(本社:東京都渋谷区、以下SUBARU)の運転支援システム「アイサイト」の次世代システムにおいて、ステレオカメラフロントセンシング用イメージセンサの主要サプライヤに採用されたと発表しました。この次世代システムは、将来のSUBARUの車両モデルに搭載される予定です。オンセミの先進的な Hyperluxイメージセンサ「AR0823AT」は、システムの「目」として機能し、SUBARUのステレオカメラに対応した人工知能(AI)アルゴリズムに必要とされる重要な視覚データを取得するように調整されており、より正確な運転判断を可能にし、車両全体の安全性を向上させます。

オンセミで社長兼CEOを務めるハッサーン・エルコーリー(Hassane El-Khoury)は、次のように述べています。「正確で信頼性の高い視覚データの取得は、AI 対応の運転支援システムの成功と車両全体の安全性の大幅な向上に不可欠です。オンセミの Hyperlux イメージセンサの高性能イメージングと主要な安全基準への準拠により、SUBARUの次世代システムは運転環境を解釈し、正確な運転判断を行うことができます」

Hyperluxイメージセンサ「AR0823AT」は、どのような照明条件においても鮮明で正確な画像を撮像する全画素設計と、アイサイトのステレオカメラの2つのセンサが同期して撮像することを可能にする特別な制御を搭載しています。これは、人間の視覚を模倣するステレオビジョンシステムに不可欠で、システムが車両の進路上にある物体の奥行きや相対的なサイズ、距離を識別することを可能にします。さらに、センサのハイダイナミックレンジ(HDR)により、日が当たって明るい部分と影の部分のどちらも詳細に撮像することができ、AI 対応システムは正確な判断を行うことができます。

SUBARUで執行役員 CDCO(最高デジタルカー責任者)を務める柴田英司氏は、次のように述べています。「SUBARUは「2030 年死亡交通事故ゼロ*」を目指して取り組んでいます。我々の安全に対する想いと取り組みに共感し共創していただけるパートナーとして、自動車用カメラセンシング技術の市場を牽引するオンセミとは今後もそれぞれの強みを生かしながら取り組みを加速させていきたいと考えています。当社のビジョンの達成に向け、「AR0823AT」のような先進的なイメージセンサにより、 AIを活用した次世代アイサイトの機能を向上させていきたいと考えています」

Hyperluxイメージセンサ「AR0823AT」は、運転支援システムの安全性と信頼性を維持するため、自動車安全度水準 (ASIL) C レベル標準に適合した機能安全機能を搭載しています。これらの機能はセンサの機能を積極的に監視し、システムの精度を損なう可能性のある問題が検出された場合は、カメラをリセットしたり、運転者に警告したりするなどの対応を可能にします。

* SUBARU 車乗車中の死亡事故および SUBARU 車との衝突による歩行者・自転車等の死亡事故ゼロを目指す

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