新たに改良されている当社のインタラクティブ・ブロックダイアグラム（Interactive Block Diagram、以下 IBD ）ツールをご確認ください。これを使用することにより、設計エンジニアと営業チームの両者ともに、オン・セミコンダクターのポートフォリオ全体を明確で簡潔かつ綿密なシステムレベルのブロックダイアグラムで体験できます。
このツールを使用することにより、特定のアプリケーションに適したオン・セミコンダクターの製品を検索できるため、次のプロジェクトを推進する最適な製品を容易に探し出し、BOM（部品表）ワークシートを作成できます。このIBDツールでは、ウェブページを切り換えることなく、オン・セミコンダクターの製品ポートフォリオおよびアプリケーションページ（例：自動車、IoTなど）を素早く参照できます。
特定のブロックが完了したら、スクロールして全体ダイアグラムへ戻り、他のブロックをクリックして、同じウェブページでプロセスを継続できます。すべてのデバイスを見つけたら、会社、製品、顧客情報に基づいて最終的なBOM ワークシートをカスタマイズし、カスタム提案／ワークシートを作成できます。
また、部品の仕様および価格を比較することもでき、意思決定プロセスをわずか5～10分に効率化できます！
ユーザは、IBDツールにリストアップされているオン・セミコンダクターの各製品に関して、パッケージ図面、評価ボード資料、シミュレーションモデル、その他の技術文書をすべて参照できます！
IBDツールの使用方法
まず、ツールのすべての機能へアクセスするために、MyONにログインするか、初めて使用する場合は登録をします。ログインしたら、オン・セミコンダクターのホームページに戻り、ツールバナーからIBDを選択します。オン・セミコンダクターのホームページの「ソリューション&アプリケーション」タブで興味のあるソリューションをクリックしたり、「ツール&サポート」タブでインタラクティブ・ブロックダイアグラムをクリックしてIBDツールにアクセスしたりすることもできます。
IBDツールにアクセスしたら、まず、対象となるソリューション（例：自動車） を選択し、そのソリューションで利用できるIBD（例：オンボード充電器）をリストから選択します。緑色のブロックには、そのブロックの機能に特化したオン・セミコンダクターのデバイスがリストアップされます。また、灰色のブロックは選択できません。これはソリューション・アプリケーションに関わるサブシステムですが、オン・セミコンダクターのポートフォリオに含まれていないことを意味します。
緑色のブロックを選んでクリックすると、 このブロック機能で一般的に使用されるさまざまな部品の種類を示すリストが表示されます。通常、複数の種類の部品がリストアップされます。各カラムをソートして選択肢を絞り込んだり、＋または－タブをクリックして注文可能な部品を展開したり閉じることができます。部品を決めたら、「Add to Worksheet」（ワークシートへの追加）ボタンをクリックして部品をBOMシートへ追加します。1つのブロックが完了したらブロック・ダイアグラムへスクロールで戻り、他のブロックをクリックしてこの作業を継続できます。
IBDツールのステップ3では、選択した全部品のリストが表示されます。ここでリストから選択項目を削除したり、ブロックダイアグラムへ戻って他の項目を追加したりできます。選択が完了したら、「Download」（ダウンロード）ボタンをクリックして最終的なドキュメントを作成します。すると、「Download Worksheet」（ワークシートのダウンロード）のポップアップ画面が表示されます。MyONにログインしている場合、ロゴメニュー、顧客（会社）、およびプロジェクトタイトルをカスタマイズできます。ここで入力したすべての個別情報は、BOM ワークシートのヘッダーに表示されますが、空白のままにもできます。
ここから、「Download Worksheet」（ワークシートのダウンロード）や「Email My Worksheet」（ワークシートのeメール送信）をクリックして、最終的なワークシートをパソコンにダウンロードするか、または eメールで送信することができます。ワークシートは自動的に作成されます。これは完全に編集可能なMicrosoft Word文書です。ワークシートの最上部には、ヘッダー情報とロゴは表示され、ブロック図とブロックリストが表示され、その後に選択された部品が続きます。選択された各部品には、その部品のWeb上の製品ページへのハイパーリンクが付いているため、データシートおよび他の情報へ容易にアクセスできます。さらに、各BOM ワークシートの最下部にノート欄があり、プロジェクトに合わせて自由に使用できます。
最後に、IBDツールのいくつかの追加機能をご紹介します。一部のアプリケーションには、親／子のダイアグラム機能があることにお気づきでしょうか。（例：人工呼吸器）。 ご覧のように、このアプリケーションから複数のブロックダイアグラムを選択できるようになりました （例：電力管理）。IBDツールを使用することにより、これらのさまざまなダイアグラムに対して複数のBOMを作成できます。ただし、1度に作業できるのは1つのダイアグラムだけです。
各ブロックダイアグラムのデバイス情報とパラメータ表は、頻繁に更新されます。IBDツールは、設計中のプロジェクトに最適なオン・セミコンダクターの製品の選択肢をシンプルで容易な方法で詳しく知ることができる素晴らしいツールです。また、最終製品のBOM ワークシートを容易に共有して、世界のどこからでもプロジェクト資料に即時にアクセスできることも非常に大きな利点です。
部品表 （BOM）の簡素化
オン・セミコンダクターを初めて利用になる方も、次の大きなプロジェクトを推進するためのインスピレーションをお探しの方も、今すぐインタラクティブ・ブロックダイアグラムをご覧ください。
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Ryan Sisk
Technical Marketing Engineering Intern, Corporate Marketing