3月 07, 2022

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2021年はオンセミonsemi)にとって多忙な1年でした。社長兼CEOのハッサーン・エルコーリーが指揮を執り、オンセミをインテリジェントなパワーとセンシングの技術でリーダーにすることに焦点を当てた新しい企業戦略の実行を開始したのです。2021年8月5日、オンセミは初のアナリストデーを開催し、2040年までにネットゼロエミッションを達成するというコミットメントとともに、企業ブランドを刷新したことを発表しました。この企業戦略により、四半期ごとに過去最高収益を更新し、GT Advanced Technologiesの買収により、炭化ケイ素(シリコンカーバイド)のにおけるオンセミのリーダーシップが拡大し、急成長する電気自動車市場で切実に必要とされている供給保証をお客様に提供することに成功しました。

2022年、オンセミは3年連続で米国 Newsweek(ニューズウィーク)誌の「America's Most Responsible Companies(2022年アメリカで最も責任ある企業)」に選ばれ、順調なスタートを切りました。このリストでは、ニューズウィーク誌が、成功した企業だけでなく、良き市民であることや事業を行っている地域社会に貢献することに配慮している企業も取り上げています。ニューズウィーク誌はStatistaと提携し、環境・社会・ガバナンス(ESG)活動に関するパフォーマンスデータを公開している企業を中心に、このリストに掲載する企業を選定しました。Statistaは、11,000人の米国市民を対象に、選定された企業の社会的責任に対する認識を調査しました。最終的には、14業種499社が選ばれ、オンセミは上位100社中53位にランクインしました。

ニューズウィーク誌のグローバル編集長であるナンシー・クーパー(Nancy Cooper)氏は、2021年12月のプレスリリースで、「企業は、単にお金を稼ぐための人間味のない機械ではなく、社員や顧客、近隣住民が生活し働くコミュニティの一員でもあります」と述べています。「もちろん、国や世界の市民としての環境・社会的責任を、他の企業よりも真剣に受け止めている企業もあります。人と同じように、企業も悪い隣人になったり、良い隣人になったり、不機嫌になったり、寛大になったり、役に立ったり、役に立たなかったりするものです」

オンセミは、人と地球を重視することで、企業市民としての姿勢を示しています。同社は、倫理的かつ法的に準拠した企業文化を推進しながら、不道徳な行為や違法行為を防止、検出、対応する強固な倫理プログラムを備えています。さらにオンセミは、多様性、公平性、包括性を重視し、すべての従業員とそのリーダーの経験、知識、文化、習慣、背景を活用することで、会社が最も力を発揮できることを認識しています。

環境に対する責任という点では、オンセミは正確な炭素会計を行うために、社内の温室効果ガス排出量追跡プロセスを強固にし、排出量を削減するプロジェクトの実施を社員に促しています。2020年には、6カ国で49のグリーンプロジェクトを実施し、12,000トン以上のCO2排出量を削減しました。さらに、オンセミは、持続可能性に根ざし、人間を第一に考えながら新たな企業戦略を実行する中で、過去1年間に収益と株価がかつてないほど成長しました。オンセミのESGパフォーマンスデータは、年次サステナビリティレポートでご覧いただけます。

オンセミの最高財務責任者(CFO)であるタッド・トレント(Thad Trent)は、次のように述べています。「ニューズウィーク誌から3年連続で当社のCSRへの取り組みが認められたことは、本当に光栄なことです。当社は、良き企業市民としての役割を果たし、生活や仕事、事業を行う地域社会にプラスの影響を与えられるよう努力しています。今回の受賞は、戦略的な事業目標とESGイニシアチブの革新を通じて、責任あるリーダーシップを発揮し続ける当社の姿勢を示すものです」