1月 03, 2018

Share:

オン・セミコンダクターは、世界初のバッテリ不要センサタグにより、新たなセンサの可能性を切り開きます。以下のビデオでは、データセンタにおける温度モニタと資産トラッキングのための斬新なソリューションをご紹介いたします。オン・セミコンダクターのバッテリ不要のワイヤレスセンサは、完全にバッテリ不要で、UHF RFIDプロトコルを使用して動作します。

このビデオでは、センサを使用して気温をモニタし、時間の経過に伴う温度傾向を分析して問題のある機器を発見し、データセンタ全体で最適な冷気を保つ方法を説明します。

ビデオ音声の全スクリプトを以下に示します。

こんにちは。オン・セミコンダクターのアプリケーション・エンジニア、ウォーカー・ミッチェルです。本日は、データセンタにおける温度モニタと資産トラッキング向けの斬新なソリューションを紹介します。スマートパッシブセンサ(SPS)は、完全にバッテリ不要のワイヤレスセンサで、UHF RFIDプロトコルを使用して動作します。この技術の概要は、当社の「SPSの技術およびエコシステム」のビデオをご覧ください。このセンサは、サーバラック内の各機器に装着して、流入および流出する空気の温度を継続的にモニタできます。

SPSタグは小型であるため、立ち入り困難な場所に装着でき、無線機能により、機器に装着したまま、ラックから別のラックへ移動することができます。装着したまま移動できることは非常に役に立ちます。というのは、各センサの固有のRFID情報を使用して資産をトラッキングしたり、また、固有のIDとセンサの温度履歴データをリンクできるからです。

時間の経過に伴う気流の温度傾向を分析して、問題のある機器を発見し、データセンタ全体で冷たい空気の流れを最適化できます。このデモのサーバラックは、ラック内のさまざまな箇所に、40個のSPS温度タグが装着されており、また、2本のRFIDアンテナと、さらにRFIDリーダが、サーバラックの側面に配置されています。

このデモでは、データセンタのサーバラックでスマートパッシブセンサを使用して、どのようなデータを収集できるかを示します。各カラーブロックは、1つのSPSタグを意味しており、それぞれの中に、温度とユニークIDが示されています。ラックの下側から暖かい空気を送り込むと、画面下のブロックの温度が上昇することが、数値的に、また色の変化により視覚的に示されます。

このアプリケーションまたはSPS全般に関する詳しい情報をご希望の場合は、オン・セミコンダクターの営業担当にお問い合わせいただくか、ウェブサイトonsemi.comをご覧ください。ご視聴ありがとうございました。