3月 05, 2020

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National Women's History Month(国際女性史月間)の宣言に向けた第一歩は、1980年2月に米国のカーター大統領(当時)が1980年3月8日の週を「全国女性史週間(National Women's History Week)」として最初の大統領宣言を発布したときでした。カーター大統領の宣言は「ほとんど多くの場合、女性は賞賛されず、時として彼女たちの貢献は見過ごされてしまいました。しかし、アメリカを築き上げた女性達の業績、リーダーシップ、勇気、強さ、愛情は、私たちがよく知っている男性と同じくらい不可欠なものでした」と言及しました。1987年、議会は永久に3月を国際女性史月間にすることを表明しました。国際女性史月間は、職場での女性の功績と進歩、およびオン・セミコンダクターの社員が、平等と多様性を事業の成功の重要な推進力としてどれだけ重視しているかを認識する機会です。

1987年には、米国上院議員の2% が女性で構成されていました。2020年には、米国上院議員の25% が女性で構成されており、この増加傾向は、米国下院、州議会、州知事、フォーチュン500のCEO、フォーチュン500の取締役員、大学の学長に反映されています。

2020年1月21日、バロンズ(Barron’s)誌は、オン・セミコンダクターが2020年男女共同参画指数(Gender Equality Index)に含まれる325社の1社に選定されたことを発表しました。これを受けて、当社の社長兼CEO を務めるキース・ジャクソン(Keith Jackson)は、「当社が株式公開20 周年を迎えるにあたり、この選定は、当社が達成した目標というだけではなく、むしろ当社の飛躍に向けたマイルストンです」と述べています。この目標を達成する上で、女性リーダーシップイニシアティブ(Women’s Leadership Initiative、WLI)が大きな役割を果たしたと確信しています!

WLI は、2014年に、オン・セミコンダクターでは初の、企業内の多様性と包括性のネットワークグループです。WLI は、女性の意識向上とリーダーシップの発揮の重要性を促進するために、本社内の複数の女性リーダーによって構成されました。WLI の組織は、教育を提供し、各地のWLI 支部が率いるいくつかのグローバルイベントの開催を通じて、オン・セミコンダクターの組織全体に拡大しています。

WLIの使命と目的は、「女性がビジネス、戦略、および財務の専門的能力の開発を通じて成功するように、権限を与え支援すること」です。私たちは、それぞれは日々の仕事にもたらす固有の才能、経験、視点が、オン・セミコンダクターの成功に大きく貢献していることを認識しています。WLI は、従業員がビジネス、戦略、および財務の洞察力を構築できるように、教育イベントの提供に重点を置いています。本社では近々Tyler Laceyによる「損益(P&L)の基本」を開催し、従業員が日常的に行うことと、それが会社の全体的な財務結果にどのように影響するかを学習します。それにより、従業員の経済的洞察力を強化します。 WLI は、誰もが企業のビジネスを理解し、個人的および専門的な開発ツールとリソースにアクセスする同じ機会を得るに値すると考えています。性別を問わずすべての従業員が、女性が労働環境で直面している特有の課題を探り、取り組むことで恩恵を得られることを願っています。

「WLI により、社内で専門的なネットワークを構築し、他のグループの戦略について学び、社内での昇進の可能性を広げることができました」(シャノン ヤニス、グローバル・タックスオペレーション担当シニアディレクター、WLI 運営委員)

WLI は、ベストセラー「No Ceilings, No Walls」の著者であり、Ted Talk on the Missing 33% で有名なSusan Colantuono の教訓と作品に根ざしています。各サイト固有のWLI の章では、各拠点のメンバーのニーズに基づいて行動計画を策定します。これには、他のハイテク企業やビジネスパートナーとのコラボレーション、基調講演者のホスト、教育コンテンツの作成が含まれます。

アフィニティグループとしての最大の成果の1つは、あらゆるレベルの組織における女性と男性の両方から深い関与を達成してきた事です。実際、男性と女性の関与がほぼ50/50 です。私自身は、WLI の教育委員会委員長として、女性のリーダーシップに心から関心を持っているチームメンバーのクロスファンクショナルグループを推進しています。

オン・セミコンダクターでのWLI の経験は非常に満足のいくものでした。プロフェッショナルとして成長し、自己を開発しただけでなく、今ではそれを還元する立場にあります。ボランティアベースの組織として、将来のリーダーを育成するために時間、エネルギー、専門知識を提供してくれる、ビジネス上のあらゆる分野を代表する女性と男性に感謝したいと思います。  

私、シェリー(Cherie)は、このブログ記事を読んでいる誰もが、それぞれのコミュニティで女性のリーダーシップに関わるようにチャレンジして欲しいと思います。そして、「限界」について話す必要性を無くし、トータルで物語を変える事が出来ます。 この記事をお読みくださったみなさん、リーダーシップの女性を支援するために何を行っているかを聞かせていただきたいです。ぜひこの記事にコメントをください!